クリスマスが終わって
師走ってネーミング、誰がつけたんだろう。
本当に年末って慌ただしいです。
時間刻みに予定があって、年内にしなきゃいけないTO DOリストを作らなくていいのに作っちゃうから、余計に忙しい。
美容室とかネイルとか、よく考えたら今じゃ無くてもいいんだけど、でも集まりも多い季節だし新年を綺麗に迎えたいし。
大掃除とか年賀状とか帰省とか忘年会とか!
よくよく考えたら削れるようなものまで抱え込むのが年末。
でも昔の人って、師走ってネーミングした人って、何がそんなに大変だったんでしょう?
今みたいに毎日のように忘年会があるわけでは無いでしょうし。
何をその時代の師たちはそんなに駆け抜けていたのかな。
そんな年末の口火を切るようなクリスマス。
ここ数年丸鶏を買ってきて、にんにくやらお野菜を詰め詰めしてオーブンやストウブのお鍋で焼いていたのですが、毎年長女にとってはニワトリのお葬式。
可哀想で可哀想で、ちょっと吐きそうになってる長女の姿を見るのもつらいので、今年はスペアリブをメインにしました。
食べる食べる。
おかわり、ねぇところでスペアリブって何、という長女。
動物が大好きな彼女。
将来の夢は獣医さんになって病気の動物たちを助けること。
でもまた詳しく話したらきっとあなた吐き気を催すでしょうに。
でも知らない今は美味しく頬張っておかわりをせがんでいる。
わたしは迷って、豚かな、とそっと告げました。
ああ師走って忙しい!
ユニバーサルスタジオジャパン③
ミニオンハチャメチャライドを満喫した後は、お隣にあるスパイダーマンへ。
こちらも人気のアトラクションのはずが、ここでも平日アーリーチェックインの恩恵が。
待ち時間10分。
あまりの待ち時間の少なさになんだか少々不安になってきさえします。
ミニオン同様、待ち時間の間に堪能するはずだった建物内の内装を楽しむ余裕すら全くなく・・・
どこかに隠れスパイダーマンとかいるかもしれないのになあ・・・
なんて贅沢すぎることを考えながら、次はいよいよハリーポッターエリアへ。
このエリア、混雑時は入場に制限がかかるそう。
アトラクション自体にでは無く、エリアそのものに、です。
今回私たちが利用したJTBのパッケージには、このエリアの入場確約券がセットになっていました。
しかしここでもまた平日の恩恵なのか、何度かエリアを行き来しましたが、制限がかかっている様子は無く、、
入場確約券を使用することも無く毎回入れてしまい、それはそれで少し残念な気がしました。
(きっとそれでちょっと上乗せされているのに!!)
人気のアトラクションの待ち時間も長くて1時間程度、17時頃パークを後にするまでに11個のアトラクションに乗れるという、最初で最後かもしれないUSJ、満喫することができました。
やっぱり出来ればテーマパークは平日に!!
我が家の家訓です。
ユニバーサルスタジオジャパン②
とにかく恩恵を受けたのが、15分早くパークに入ることのできるアーリーチェックイン。
今回私たちが宿泊したUSJ オフィシャルホテルはビュッフェスタイルの朝食でしたが、
ホテルによって、アーリーチェックインに合わせて朝食サービスの時間を早められるところ、
朝食の代わりにパーク内で使えるミールクーポンを出してくれるところなど、様々な形でアーリーチェックインに対応しているようでした。
そんなわけで、アーリーチェックインのパスを持っている人々、周辺ホテルからなかなかの人数集まるわけです。
ついに門が開いてさぁメンズたち激走!
かと思いきや、そんなメンズもレディースもキッズもおらず。
みんなパークの雰囲気を楽しみながらお散歩ペースで進んでいきます。
これも平日の余裕なのか・・・
世界観や装飾を楽しみながら、まずはミニオンハチャメチャライドへ。
混雑日には3時間待ちもざらにあるそうですが、なんと待ち時間0分。
有り難いけど、凝った内装を楽しむことができなかったのがちょっと残念でした。
ディズニーランドもそうだけど、待ち時間を楽しめるように仕掛けられた内装がまた見所ですよね。
ユニバーサルスタジオジャパン①
この間、はじめて行ってきました。
最近はディズニーランドよりも混んでいて、有料のエクスプレスパス(ディズニーランドでいうところのファストパス)を購入しないと何も乗れない!
なんていう前情報、すごく耳にしたのですが。
そして旅行代理店の窓口の女性も、どうせいくなら・・・とエクスプレスパスを勧めます。
でもこのエクスプレスパス、結構なお値段。
どうしよう、高い。でもディズニーランドと違ってUSJははるか遠い。もしかしたらもう行かないかも。やっぱり買うべき?
迷いに迷った結果、エクスプレスパスは一枚も買いませんでした。
私が行ったのは11月の平日。
最もUSJが盛り上がると言われているハロウィンを終え、クリスマスに仕様が変わってから少したった頃。
そんなに混んでないんじゃ無いかな?
そう思って丸腰で挑むことにしたんです。
そして今回利用したJTBのパッケージには、開園15分前にパークに入ることのできるアーリーチェックインと、ハリーポッターエリアの入場確約券がついていたのも理由の一つ。
結果、大正解でした。
まつげエクステの話③
あのまつげサロン、ついに年内で閉店することになりました。
最後まで聞けなかった、たった一人の店員さんと、オーナーの関係。
あんなに多く在籍していたスタッフが、一斉に辞めてしまった理由。
新しく雇われるスタッフが、半年と持たずに姿を消してしまう謎。
でも彼女、店を去る理由は、お引っ越しをするのだそうです。
それで自宅が遠くなるので今回辞めることにしたのだとか。
密かに、結婚が決まって、だったらいいなと思っています。
もしそうだったとしても、そういう自分の幸せな話は、自分からは話してくれなさそうな彼女なので。
結婚という名のお引っ越し、だったらいいな。
彼女が辞めるにあたって、というより今までもずっと、スタッフの募集はかけていたのだけど、なかなか人が集まらなかったそう。
結局のところ全ての謎は、このお店の待遇にあったのかもしれません。
そんな中ひとり残って仕事を全うしてきた彼女はやっぱりエライなと思います。
(それとも何かのっぴきならない事情が・・・妄想は続く)
さて、これから新しいサロンを見つけなければ。
彼女のように黙々と、ただ正確に、一人きりで切り盛りしているような隠れ家サロン。
ではなくても勿論いいのですが。
彼女のこれからのご活躍、陰ながら応援せずにはいられないのでした。
まつげエクステの話②
そもそも、あれだけいた他のスタッフはなぜ辞めてしまったのか。
そしてあれだけ多くの人数が一斉に辞めるほどの何かがあったにも関わらず、なぜ彼女は働き続けているのか。
朝九時から夜七時まで、一時間おきの予約枠は一週間先までいつも埋まっている。
彼女は出勤し、店内の清掃を済ませ、いつものカントリーミュージックをかけて、恐らく殆ど休憩も無しに、朝から晩まで一人きりで店を任されている。
オーナーらしき男性が出入りしているところを二回くらい見たことがある。でも彼はレジから集金をしに来ているだけ。
そこで閃いた。
彼女はあのオーナーの愛人なのでは?
だから他のスタッフが店を離れていっても、彼の側でただ黙々とまつげをつけているのではないか。
二人の関係に嫌気がさして、あとのスタッフが辞めてしまったのかも。
いやでもそんな愛人関係、なんの旨みも無い。
娘か。
それなら彼女はオーナーの娘なのでは無いか。
スタッフに手当たり次第手を出して、それが芋づる式に明るみに出て、みんな辞めてしまったけど、そんな父親でも父親なんで。的な感じ。
見た目の年齢から言ってもありえそう。
そしてもう一つ気になるのが、たまに新しい店員が雇われて、
ああよかった、これで彼女の負担が減るとほっとするのだけど、
二、三ヶ月後には皆姿を消していること。
やっぱりこの店、何かあるに違いない。
知りたい。
彼女の施術を受けながら、全ての視界を奪われた私の妄想はいよいよ止まらない。
まつげエクステの話①
三週間に一度のペースで、まつげエクステのメンテナンスに行きます。
家の近所のサロンを敢えて通り抜けて、電車で数駅。
駅を降りてすぐの細い路地を入ると、古い佇まいの和食屋や、煙草屋、夜を前に息を潜める飲食店が並んでいて、
その路地に、その小さなサロンはひっそりと店を構えています。
わざわざ電車に乗って通う理由は、施術の早さと格安の料金、そして、ある一人のスタッフ。
*
通い出したのはもうずいぶんと前のことで、
その頃は、六つほどあったベッドがいつも客で埋まっていました。
施術にあたるスタッフも控えがいるほどの人数で、かなりの人気店だったように思います。
ところが通い始めて一年位が過ぎた頃、スタッフはたった一人になりました。
あれだけ人がひしめき合っていた店内は突然、一人の店員、それに伴い一人の客、誰もいない五台のベッド、という構成になりました。
そのスタッフ、正直見覚えがない。
新しく雇われたようではないし、とにかく印象が無いんです。
化粧気の無い整った顔と、束ねられた黒い髪、
細身のジーンズにTシャツかニット、足元はスニーカーというシンプルな服装。
これ以上無いほどにあっさりとしている目元は、まつげサロンに勤務していながら、まつげエクステなど装う気などさらさらないようでした。
身のこなしも話し方も、飄々としている。
余計なことはしない。話さない。
ただ淡々と素早く正確にまつげをつけていく。
初めはコミュニケーションの少なさに物足りなさを感じていた私ですが、
その後別のサロンに行って色々な人の施術を受けるうち、
無駄のなさ、正確な仕上がり、飾り気の無い振る舞い
彼女こそプロと言うのに相応しいのでは、と思うようになったのです。
続く